テストまであと2週間。「そろそろ勉強しなきゃ」と思って机に向かったものの、何から始めればいいのかわからず、結局ワークをパラパラめくって終わった……。そんな経験はありませんか?
テスト勉強がうまく進まない理由のひとつは、「やること」と「使える時間」が頭の中でごちゃごちゃになっていることです。計画表は、それを紙の上に出して整理するための道具です。この記事では、計画表の作り方を手順にそって紹介し、2週間前からの日程表のサンプルも載せています。自分用にアレンジして使ってみてください。
作る前に集めておくもの
- テスト範囲表:教科ごとの範囲と、提出物(ワーク・プリント・ノートなど)を確認します。
- テストの時間割:何日目にどの教科があるかで、勉強の順番が変わります。
- 自分の予定:部活、習い事、塾、家の用事など、勉強できない時間をはっきりさせます。
計画表の作り方 4ステップ
- 「やることリスト」を全部書き出す
教科ごとに、ワークの何ページから何ページ、プリント何枚、単語何個、というように、量がわかる形で書きます。「数学をがんばる」ではなく「数学ワーク p.20〜35」が目標です。 - 使える時間を日ごとに書き込む
平日は「部活のあと1時間半」、休日は「午前2時間+午後2時間」のように、現実的な時間を書きます。がんばりすぎた数字にしないのがコツです。 - 提出物を先に、前半に入れる
ワークなどの提出物は、テストの点にも成績にも関わります。テスト1週間前までに1周終わらせるつもりで、前半に割りふりましょう。 - 「予備日」と「見直し」を入れる
計画どおりに進まない日は必ず来ます。何も予定を入れない予備の時間をつくっておくと、遅れを取り戻せます。
2週間前からの日程表サンプル
下の表は、平日は部活がある中学生を想定した一例です。テストの日程や得意・苦手によって、自分に合わせて変えてください。
| 時期 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 14〜12日前(平日) | 範囲表を見てやることリストと計画表を作る。ワークを教科ごとに解き始める | 最初の1日は計画づくりだけでもOK |
| 11〜9日前(平日) | ワークの1周目を進める。英単語・漢字は毎日少しずつ | まちがえた問題に印をつけておく |
| 8〜7日前(休日) | ワーク1周目を終わらせる。苦手教科にまとまった時間を使う | 午後に予備の時間を残しておく |
| 6〜4日前(平日) | 印をつけた問題の解き直し(2周目)。教科書・ノートの見直し | 部活が休みになる日は勉強時間を増やす |
| 3〜2日前 | テスト1日目の教科を中心に、まちがえた問題を最終確認 | 新しい問題集に手を広げすぎない |
| 前日 | 翌日の教科の暗記事項と、解き直しで苦戦した問題だけを確認 | 早めに寝て、持ち物を準備 |
| テスト期間中 | その日の夜は、翌日の教科の確認にしぼる | 終わった教科の反省はテスト後に |
この表のように、前半は「解く」、後半は「解き直す」と役割を分けると、やることがはっきりします。提出物のワークは前半で1周、後半でまちがえた問題をもう一度、という流れが基本です。
計画表は、ノートに手書きしても、スマホのメモやカレンダーに入れても構いません。大事なのは、終わったものに線を引いたりチェックを入れたりして、進み具合がひと目でわかるようにしておくことです。
計画が崩れたときの立て直し方
計画は崩れるものです。崩れたこと自体は失敗ではありません。大切なのは、そのあとどう立て直すかです。
1日できなかったとき
できなかった分を翌日に全部のせると、翌日もこなせずに連鎖してしまいます。まずは予備の時間に移しましょう。予備がなければ、次の休日に回します。
何日も遅れてしまったとき
残りの日数で、やることリストを見直します。このとき「全部やる」から「点につながるものを優先する」に切り替えるのがポイントです。優先したいのは、①提出物、②授業で先生が「ここは大事」と言ったところ、③ワークでまちがえた問題、の順です。全部できなくても、優先順位の高いものが終わっていれば大きく崩れることはありません。
やる気が出ない、疲れて集中できないとき
そんな日は、計画を小さく区切ってみましょう。「ワーク5ページ」が重いなら「まず1ページだけ」。始めてみると、意外と続けられることもあります。それでも無理な日は、英単語を10個だけ覚えて早く寝る、と決めてしまうのも立派な判断です。
テストが終わったら、計画表を見返そう
テストが返ってきたら、計画表も一緒に見返してみてください。「数学に時間をかけすぎて社会が足りなかった」「ワークを始めるのが遅かった」など、次のテストに生かせるヒントが見つかります。計画表は守るためのものではなく、自分の勉強のやり方を良くしていくための道具です。テストのたびに少しずつ、自分に合った形に育てていきましょう。
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