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頑張っているのに成績が上がらない…原因の見つけ方と、家庭でできる確認方法

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毎日机に向かっているし、テスト前には夜遅くまで頑張っている。それなのに、返ってきた答案の点数は前回とあまり変わらない――。そんなとき、いちばんもどかしいのはお子さん本人かもしれません。そして、そばで見ている保護者の方も「どう声をかければいいのか」と悩まれることと思います。

頑張っているのに伸びないとき、原因は「努力が足りない」ことではなく、努力の向け先が少しずれていることが多いものです。この記事では、よくある5つの「症状」から、考えられる原因と、家庭でできる確認方法をご紹介します。お子さんを問いつめるためではなく、一緒に原因を探すためのヒントとしてお読みください。

はじめに:答案をいっしょに眺めてみる

原因を探すいちばんの手がかりは、返ってきたテストの答案です。点数だけでなく「どの問題を、どんなふうに間違えたか」を見ると、多くのことがわかります。ただし、答案を見せるのは子どもにとって勇気のいることです。「責めるためではなく、作戦を立てるために見たい」と最初に伝えておくと、見せてもらいやすくなります。

症状1:ケアレスミスが多い

「わかっていたのに間違えた」という失点が目立つケースです。本人は「次は気をつける」と言うものの、なかなか減らないことがよくあります。

考えられる原因:途中式を省いて暗算に頼っている、字が読みにくく自分で書いた数字を見間違える、問題文の条件(「すべて選べ」「記号で答えよ」など)を読み飛ばしている、見直しの方法が決まっていない、などが考えられます。また、ミスの種類が毎回ちがうように見えても、じつは同じパターンをくり返していることもあります。

家庭でできる確認方法:

  • 答案の余白や問題用紙に、途中式や計算の跡が残っているかを見る
  • ミスした問題を3〜4問並べて、共通点(符号、単位、写しまちがいなど)がないか一緒に探す
  • 「見直しのとき、どこを確認している?」と聞いてみる

症状2:覚えたはずの暗記が、テストで出てこない

前日に英単語や社会の用語を何度も書いて覚えたのに、テスト本番では思い出せない。暗記科目でよく聞く悩みです。

考えられる原因:「見て覚える」「書き写す」が中心で、何も見ずに思い出す練習が少ないことが考えられます。また、テスト直前にまとめて覚えると、短期間で忘れやすいとも言われます。覚える量に対して、くり返す回数が足りていないケースもあります。

家庭でできる確認方法:

  • 暗記するとき、ノートや単語帳を「隠して」確認しているかを聞く
  • テストの何日前から覚え始めたかを、カレンダーで一緒にふり返る
  • お子さんが嫌がらなければ、保護者の方が問題を出す役になってみる

症状3:基本問題はできるのに、応用問題が解けない

教科書の例題や計算問題はできるのに、文章題や少しひねった問題になると手が止まってしまうケースです。

考えられる原因:解き方を「手順」として覚えていて、なぜその解き方になるのかの理解が浅い可能性があります。また、問題文を図や式に置きかえる練習が不足していることや、そもそも応用問題に取り組む機会が少ないことも考えられます。前の学年の内容に、つまずきが残っている場合もあります。

家庭でできる確認方法:

  • 解けた基本問題について「どうしてこう解くの?」と、説明してもらう
  • 応用問題で、どの段階で手が止まったか(問題の意味がわからない/式が立てられない/計算で詰まる)を聞く
  • 問題集の応用問題のページに、取り組んだ跡があるかを見る

症状4:テストで時間が足りない

「最後まで解けなかった」「後半は白紙だった」という場合、知識は十分にあるのに、時間の使い方で点を落としていることがあります。

考えられる原因:難しい問題で長く悩みすぎている、問題を解く順番を考えていない、ふだん時間を計って解く練習をしていない、といったことが考えられます。また、基本問題を解くスピード自体がまだ遅く、練習量が不足しているケースもあります。

家庭でできる確認方法:

  • 答案のどこで解答が止まっているか、その手前で時間を使った問題がないかを見る
  • 「わからない問題があったら、どうしてる?」と、飛ばす判断をしているか聞く
  • 家で問題を解くとき、時間を計ったことがあるかを聞く

症状5:授業ではわかったのに、家で解こうとするとできない

「授業はわかった」と言うのに、宿題になると進まない、というケースです。

考えられる原因:先生の説明を聞いて「わかった」と感じることと、自分ひとりで「できる」ことの間には差があります。授業の直後に自分で解く機会が少ないと、この差が埋まらないまま次の単元に進んでしまいます。

家庭でできる確認方法:

  • 授業があった日に、その内容の問題を1〜2問でも自分で解いているかを聞く
  • 宿題で止まっている問題が、授業のどのあたりの内容かを一緒に確かめる

原因はひとつとは限りません ― 抱えこまないために

ここで紹介した症状は、ひとつだけ当てはまるとは限りません。たとえば「応用が解けない」と「時間が足りない」が重なっているケースもよくあります。まずは、いちばん失点の大きい症状をひとつ選んで、対策を試してみるのがおすすめです。

また、原因探しを家庭だけで完結させる必要はありません。学校の先生は、授業中の様子や提出物の状況を知っています。個人懇談などの機会に「どこでつまずいているように見えますか」と聞いてみると、家庭からは見えない手がかりが得られることがあります。塾や家庭教師に相談するのもひとつの選択肢ですが、それも「どこでつまずいているか」がある程度わかっていると、話がスムーズに進みます。

なにより、頑張っているのに結果が出ないことに、いちばん傷ついているのはお子さん自身かもしれません。「頑張っているのは知っているよ」とひとこと添えてから原因探しを始めるだけでも、親子の会話はずいぶん変わってきます。保護者の方も、どうか一人で抱えこみすぎないでください。

この記事は、豊中市で学習塾を運営する会社が運営する「塾サーチ!」編集部が作成しました。特定の塾や指導方法をすすめる意図はありません。

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