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テスト前は何時まで勉強する? 睡眠と復習のタイミングQ&A

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テスト前日、夜遅くまで頑張るのは正解なのでしょうか? 「あと1時間やれば、もう少し覚えられるかも」と思う気持ちも、「早く寝なさい」と声をかけたくなる保護者の気持ちも、どちらもよくわかります。

この記事では、テスト前の睡眠と勉強について、生徒さんと保護者の方から出てきそうな疑問をQ&A形式でまとめました。睡眠については、厚生労働省の資料など、確認できた情報をもとにしています。ただし、ちょうどよい睡眠時間や勉強のペースには個人差があります。目安として参考にしてください。

Q1. テスト前日は、睡眠を削ってでも勉強したほうがいい?

A. おすすめしません。前日の夜に新しいことを大量に詰め込むより、それまでに勉強した内容を確認して、しっかり眠るほうが安心です。

厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」のこども向け資料では、日中の居眠りや、勉強・運動に集中できないこと、イライラしやすいことなどが、睡眠不足のサインである可能性が示されています。テスト本番は、覚えたことを思い出し、問題文を読んで考える時間です。寝不足で集中力が落ちてしまっては、せっかく覚えた内容を生かしにくくなります。

Q2. 中学生は、何時間くらい寝るのがいいの?

A. 厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、中学・高校生は8〜10時間を参考に睡眠時間を確保することが勧められています(小学生は9〜12時間)。

たとえば朝7時に起きるなら、8時間眠るには夜11時には寝ている計算になります。テスト前日だけでなく、テスト期間全体を通して、この時間から逆算して「何時までに勉強を終えるか」を決めておくと、夜遅くまでだらだら続けてしまうのを防げます。

Q3. 復習は、いつやるのが効果的?

A. 一度にまとめてやるより、日をあけて何度かくり返すのがおすすめです。習った日やその翌日に一度見直し、数日後・テスト前にもう一度確認する、というように、間隔をあけて思い出す機会をつくると、記憶に残りやすいと考えられています。

また、睡眠中に記憶が整理・定着するしくみについては、研究が続けられています。たとえば筑波大学は2025年に、マウスを使った研究で、睡眠中の脳の活動が記憶の定着に関わっていることを報告しています。動物での研究なので、そのまま人の勉強法に当てはめることはできませんが、「覚えたあとにしっかり眠る」ことは、勉強の一部だと考えてよさそうです。

Q4. 寝る直前まで、スマホで単語アプリを使ってもいい?

A. 寝床に入ってからのスマホは控えたほうがよさそうです。厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」のこども向け資料では、寝る前や寝床の中でスマホやゲーム、動画などを使うことは、夜ふかしや朝寝坊、睡眠不足につながるとして、避けるよう勧めています。

寝る前に暗記ものを確認したいときは、紙の単語カードやノートを使い、確認が終わったらスマホは寝室の外に置く、といったルールを家族で決めておくのもひとつの方法です。

Q5. 平日に寝不足になった分、休日に寝だめしてもいい?

A. 同じ資料では、週末も平日と同じ時間に起きることが勧められており、週末に長く寝てしまうのは、ふだんの睡眠が足りていないサインだとされています。テスト前の休日も、起きる時間はなるべく平日とそろえ、朝に太陽の光を浴びて、午前中から勉強を始めるリズムをつくるとよいでしょう。

なお、眠気覚ましにコーヒーやエナジードリンクを飲む人もいるかもしれませんが、この資料ではカフェインを含む飲み物はできるだけ控えることが勧められています。

Q6. 保護者は、どんなふうに声をかければいい?

A. 「早く寝なさい」と何度も言うより、テスト期間の前に「何時に勉強を終えて、何時に寝るか」を本人と一緒に決めておくのがおすすめです。自分で決めたルールのほうが、守ろうという気持ちになりやすいものです。

夜遅くまで頑張っている姿を見ると、つい「えらいね」と言いたくなりますが、ほめるなら「計画どおりに終わらせて寝られたこと」を。夕食や入浴の時間を早めにして、勉強と睡眠の時間を確保しやすくするなど、生活面からのサポートも力になります。

テスト前日の夜、やること・やらないこと

  • やること:翌日の教科の暗記事項と、ワークでまちがえた問題の確認。持ち物の準備。決めた時間に寝る
  • やらないこと:新しい問題集に手を出す。寝床でスマホを見る。夜遅くにカフェイン入りの飲み物を飲む

前日の夜は、「新しく覚える時間」ではなく「これまでの勉強を確認して、体を整える時間」と考えると気持ちが楽になります。日ごろから少しずつ復習を重ねておくことが、結果的に前日の夜をゆったり過ごすことにつながります。

出典:厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」およびこども向け資料、筑波大学プレスリリース(2025年8月)。※当サイトは、豊中市で学習塾を運営する会社が運営しています。

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